▲大池寺山門
大池寺(だいちじ)は、天平年間(729〜749)に勅願によって行基(ぎょうき)によって開山されたという古い禅寺です。寺宝としては、本尊の釈迦牟尼如来坐像(しゃかむににょらいざぞう)、什物の大般若経六百巻があげられます。
さて、大池寺は樹齢三百数十年と言われる開山臥龍の松(かいさんがりゅうのまつ)や蓬莱庭園で有名なところ。書院の東側にあるこの庭は、江戸時代初期、小堀遠州が作事奉行をつとめた
水口城
の落成に際し、祝意を表して造られたと伝えられています。
そして、寛文年間(1661〜1672)、この寺を再興した仙台の瑞鳳寺(現宮城県)の丈巖禅師が、周囲の池にちなみ、寺号もそれまでの青蓮寺を大池寺と改めました。
サツキの刈込みを中心とする観賞式枯山水の蓬莱庭園は、後方の波状にうねる二段刈込みで大波小を、白砂を敷き詰め砂紋を描いた平地を水面に見立てています。
また、中央の大刈込みを宝船、その中の七つの角形・丸型の小さい刈込みとその下の七個の石で七福神と七宝に見立てています。
年々成長するこの庭は、行き届いた手入れによりその美しさが保たれ続け、訪れる人々にサツキの花が咲くころはもちろん、四季折々、素晴らしい美しさを見せています。
1579年、戦国時代末期に長浜で生まれた小堀遠州は、江戸時代、「きれいさび」といわれる日本文化の流れを築き上げました。特に、彼が手掛けた庭園の美しさは、自然と人工の素材を巧みに組み合わせた見事な調和にあり、日本各地に残された数々の名園にその素晴らしさを見ることができます。
また、造園技術に秀でていただけでなく、茶道でも名高く、千利休、吉田織部とともに三大茶人と称されました。
●利用案内
◎時 間/
午前9:00〜午後5:00
冬期は午後4:00まで
◎休 日/
年末年始、お盆
◎参観料/
大人400円
中学生300円
小学生200円
◎交 通/
JR草津線「貴生川」ではーとバス広野台行き乗り換え、「大池寺」下車、徒歩5分
◎連絡先/
甲賀市水口町名坂1168
TEL 0748-62-0396
【
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●交 通
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